Yoshiken Communications

深夜テンションです。お目こぼしのほど

Durst M601を買いました!(第1章 出会い

お久しぶりです。ソーニャちゃんです!

今日は新しく引き伸ばし機を買ったので、その経緯やレビューをしたいと思います。

f:id:Yoshiken_blog:20190708221709j:image

フィルムで写真を撮ると、暗室で引き伸ばし作業をしなければいけませんが、その時に必要になる引き伸ばし機。今はもうフィルムで撮る人が減り、ヤフオクハードオフで投げ売りされています……悲しいです……

日本製のものにはフジ、Lucky(ラッキー)、LPLなどがあり、現在新品で手に入るのはLPLだけとなりました。海外では、ベセラーやハイランドなどが製造を続けています。

そんな状況ですが、今回手に入れた引き伸ばしは「Durst(ダースト)」というイタリアのメーカーのものです。Durstはライカ判や中判の引き伸ばしを得意とし、かつての憧れのメーカーの1つだったようです。国産のものには無い作りの良さ、お洒落なデザインが魅力的です。残念ながら引き伸ばし機の製造は終了したものの、現在はインクジェットプリンターなどを製造しています。

 

 さて、今まで私はLuckyの90Mという引き伸ばし機を使用しておりました。しかし、5月の半ばごろにアトリエ•シャテーニュさんでの暗室オフ会に参加し、幸か不幸かDurstに触れることとなりました。(写真は大判用のダースト。LABOLATOR1200とM805を使用しました。すごく良かったです・・・)

 

f:id:Yoshiken_blog:20190708222049j:imagef:id:Yoshiken_blog:20190708222102j:image

そして私は知ってしまいました。今使っている引き伸ばし機では、快適な作業ができていないと・・・

道具を買う理由は大きく2つに分かれると考えます。1つは快適に作業を行いクオリティーを高めるため、もう1つは所有欲のためです。カメラを買う理由はだいたい後者なのですが(苦笑)。

デジカメの台頭により、フィルムや印画紙が高くなる一方で、フィルムカメラや引き伸ばし機はとても安くなっています。フィルムや印画紙を買うならば、やはり引き伸ばし機もそれなりのものを使用したほうが良いだろうと。そしてしばらくヤフオクやメルカリを探して・・・

(続きは次回

 

P.S.

アトリエシャテーニュさんはとてもきれいで使いやすく、設備の整ったレンタル暗室です。他のところよりは少し高いですが、それ以上の設備の良さがあります。暗室経験者はぜひ一度足を運ばれると良いと思います。http://atelier-chataigne.org/